2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

上海当代美術博物館

上海当代美術博物館に行ってきた。最初はテートモダンを連想したが、それに留まらない奥行きとスケールで独自の境地に達していた。 現代美術に没入するためには空間的な広さは必要で、広大さを強みとする中国と相性が良いように思った。 本当に辛い時や試さ…

やる気出てきた

来月には欧州出張がある。 自分の英国での用事と合わせてパートナーが東欧での仕事が出来たので、いっそのこと二人とも同時に行くことになった。単純に旅行として楽しみである。 それはそれとして、各種の準備・仕込みは順調に進んでいる。本番で聞かれそう…

早朝、最良の時間

今週に入って、ようやく自分の研究に取り組む勢いが出てきた。ついでに論文とは関係のない「勉強としての論文読み」も捗っている。 もっとも、研究者たるもの、やる気が出てようやく論文を読んでいるようでは全然駄目だという自覚がある。呼吸をするように細…

浙江美術館

浙江美術館に行ってきた。大変印象的な作品と展覧会の数々。 こういう作品を適切に評価出来るのが、本当にビタキ素養があるということなのだろう。 鑑賞と批評の訓練が求められる。

浙江美術館

浙江美術館に行ってきた。大変印象的な作品と展覧会の数々。 こういう作品を適切に評価出来るのが、本当にビタキ素養があるということなのだろう。 鑑賞と批評の訓練が求められる。

授業は大変

いくつかの休講の兼ね合いで、今日は6時間通しで授業をやることになった。 正直めちゃくちゃ疲れた。肉体的、頭脳面での疲労だけではなく、精神が磨耗するような感覚。はっきり言ってむしゃくしゃしており、この感覚を思い出すのは、博士課程の追い込みが大…

面接ラッシュ

今日から、いくつか招待されていた英国大学の就職面接が始まる。本命がまとまる4−5月あたりには現地に渡航して対面での面接に臨む予定だが、今日のものはまだオンラインでの肩慣らしといったところ。 この面接は面白くて、いわゆるTeaching & Research (教…

本場感

同世代ややや上くらいのいわゆる若手研究者(Early Career Researchers)を見ていると、そろそろ答え合わせが進んできた感があり、頭角を顕してきた人とそうでもない人の差が鮮明になってきたように思う。そして職業柄、この差は最後まで埋まらないのだろう。 …

暇な大学教員の日常

新学期が始まり2週間が経過し、徐々に授業のペースも掴めてきた。 手探りの中で仕事をしている感覚はまだ残るが、それも悪くない。脳が若返るような気がする。 授業日の朝には「稼ぐぞ!貯金するぞ!」と掛け声をあげている。己を鼓舞して起き上がるために、…

ふらふら

直前の記事で書いた、「上位互換問題」についてパートナーに愚痴ったら、「別に唯一無二である必要はなくない?大学からしたら、単純に同じようなことができる戦力を増強したいだけかもしれないし」と呆れられた。大変に気が楽になった。 来月は渡英。パート…

上位互換・代替可能性

特に捻りもなく、表題通りの話を考えている。 人間はそれぞれ唯一無二でかけがえのないものだと考える人道主義的な立場から、「君のやっていることは誰かの下位互換だよね」という発想は出てこないだろうし、また研究者というのは(根拠がなくとも)自分の研…

最高過ぎるぜパートナー

別のポストでも度々言及しているが、英国の研究大学(早い話がラッセルグループ)のテニュアポスト面接にいくつか呼ばれており、採用される可能性は極めて低いし、そもそも採用されたところで今の職場を蹴っていくのか相当に疑わしいまま、惰性で準備をして…