良い身分、ご機嫌な職場

大学教員という仕事が多忙だ不安定だ不遇だ、という話を当事者が頻繁に述べているので、天邪鬼な自分としては、「いやいや、場合によりますよ」と伝えたくなり、自分の職場・待遇がいかに素晴らしいか書き連ねようと思う。

  • 休みが長い。1−2月、6−8月は丸々休み。一年のうち5ヶ月が休暇でその間も給料が支払われる。
  • ではいわゆる学期期間中はどうであったかというと、明確な拘束があるのは週3日。それも5時間が上限。残りの2日は授業準備や研究に充てられる。
  • そんなに休みが長くて何をしているのかと広義の自己研鑽と研究。自分が一番やりたいこと、価値があると信じているアウトプットで成果を上げるために専念しているのだ。最高ではないだろうか?
  • 働いている感触としては、上司・職場からの評価は重要性が低く、自分の能力と実績を高めることが何よりも大事という点で、個人事業主に近い。独立した個人として、自分の事業、自分の課題に向き合うことが至上となる。自分はこの身分が性に合っている。結果が出ないこと、報われないことのリスクも喜んで取れる。