授業期間第一週目

二ヶ月に及ぶ冬季休暇を終えて、授業期間が始まった。

ここから13週間、また教壇に立つことになる。ある程度経験を経て授業内容や話術に自信がついたとて、授業が始まる前はいつも憂鬱である。

緊張とも落胆ともつかない、なんとも気が重い気分で始まる。

それでもいざ話し始めると 弾みがついて気持ちも盛り上がるし、講義を終えた後は心地よい疲労感と達成感がある。

向いているのやら、向いていないのやら。