大学院に進学してから、国際学会やイベントの場において、コーヒーブレイクやガラディナーなど「あらゆる場でネットワーキングをしなければならない」という義務感、もっと言えば強迫観念が絶えずあった。 今回参加したESA (European Sociological Associati…

早く中国に戻りたい。あの巨大な文明、市場、社会の精髄を浴びることで、自分は「客分」ではなく世界と伍していく力を得たと感じている。 中国でポストを得てから、自分は研究者として雄飛した。あの環境が今の自分には必要だ。

論文の査読結果が出た。いわゆるRevise & Resubmitというやつなので喜んで然るべきだが、正直「怠いな」と感じている自分がいる。 良くない成功体験だが、文化政策研究とメディア研究のフィールドトップ誌に掲載された時はいずれも「ほぼ無条件採択」という…

自分は、一言で自己紹介をするなら「文化政策研究者」と名乗る。そして、文化政策研究の最大の国際学会が今回参加したICCPRである。 結論から言うとものすごく良い経験だった。口頭報告を2本、司会を1本、ラウンドテーブルを1本こなしたが、どれも手応えがあ…

メディア研究のトップジャーナルの一つ、Media, Culture & Society(MCS)誌に新作論文の掲載が決まった。他ならぬ自分のために記録を取っておく。 今回載った論文は、博士論文とは全く異なる題材のサブプロジェクトで原稿自体はスラスラと書けた。しかしなが…